「夫婦喧嘩に疲れた」
「家にいる時間が増えて、以前に増して夫婦喧嘩が増えた」
私の周りで、よくこういった話を聞きます。
うちでも定期的に勃発していますが、結婚してから一緒にいる年数が増えるにつれ、喧嘩の原因や回数、質が変化してきました。
この記事では、結婚4年目の私が夫婦喧嘩を繰り返して学んだ、少しの工夫や心がけで夫婦喧嘩の回数を減らせることや、喧嘩しても、それを意味のあるものにすることについてお話しします。
よろしければ、ぜひ最後までお付き合いください。
【夫婦喧嘩】疲れるだけで終わらせない!3つの心得
最初は少しイラっとして言い合いになるくらいからはじまったとしても、ヒートアップしていくうちに感情のコントロールが難しくなってしまいます。
自分の言いたいことを怒りに任せてぶつけ合うだけでは、ただ疲れるだけの夫婦喧嘩。
そのときにはいったん収まっても、また何度も繰り返してしまっていました。
夫婦喧嘩の対策として、具体的に3つのことを意識しています。
・夫婦喧嘩は「ケンカ」ではなく「2人の未来を改善するための話し合い」
・着地点を見据えて話し合う
・その場で無理に解決しようとしない
では、それぞれ見ていきましょう。
夫婦喧嘩は「ケンカ」ではなく「2人の未来を改善するための話し合い」
大前提として、夫婦で言い争いが起きてしまってもそれは「ケンカ」ではなく「2人の未来を改善するための話し合い」にしようと認識を共有することを夫に提案しました。
相手とぶつからないことを目指すのではなく、ぶつかったところを補強して以前より頑丈にするというイメージ。
普段からお互いがそう認識し、心の準備をしておくことで感情的になってしまっている最中でもそれがブレーキになったり、100の怒りが70になったりします。
「感情的になってる、これは意味がない。お互いのために話し合おう」
少しでもそう思えれば、解決に向かいやすくなりますよ。
着地点を見据えて話し合う
感情的になっているときには、そもそも何で喧嘩しているのかさえもよくわからなくなることがあります。笑
そういった混乱を避けるためにも、着地点を見据えて、それに向かって話し合いをする。
これが大事です。
ゴールを設定したら、自然に同じ方向を目指しやすくなります。
その場で無理に解決しようとしない
ひととおりお互いの意見を言い合って、話をしてもうまく解決できなかった場合、無理にどうにかしようとせず、いったんお互い別々に過ごして時間を置きます。
冷静になったところで一人で考え、まとまったらまた夫と話をするための時間を作る。
そうすると、違った角度から考えられたり、意外な解決方法が見つかったり。
時間を空けることで、気持ちがたかぶっているときよりスムーズに話し合いが進みます。
【悪くない】夫婦喧嘩を重ねて深まった、相手への理解
うちで夫婦喧嘩が勃発するときの主な原因は、「相手との認識の違い」とか「相手の価値観が理解できない」といった、相手への理解不足。
実際に夫婦喧嘩の回数を重ねたことで、知っていたつもりでいた相手のことを全然知らなかったんだなとわかり、それによってさらに理解が深まってきています。
夫婦喧嘩を重ねたのが、意外と悪くなかったと思っていることについて添えておきます。
夫婦関係の改善はトライアンドエラー
何でもそうだと思いますが、例に漏れず夫婦関係もまさにトライアンドエラー。
壁にぶち当たって、そこから試行錯誤することで改善されていきます。
だから、夫婦喧嘩自体は悪くない。
喧嘩を放置したり、無駄にしたりするのがNGなだけだと思っています。
理解できないという諦めも肝心
これも夫婦喧嘩を重ねて得たことのひとつですが、どれだけ話し合って相手に歩み寄ったとしても、理解できないことがあるのですよね。
夫婦といえど他人。理解できることばかりではありません。
どうしても理解し合えないことは潔く諦めて、必要以上に疲れないのも大事です。
以上、私が夫婦喧嘩を繰り返して学んだ、少しの工夫や心がけで夫婦喧嘩の回数を減らせることや、喧嘩しても、それを意味のあるものにすることについてお話ししました。
夫婦喧嘩は疲れますが、うまく乗り越えれば悪いことばかりではありません。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。