ハンダマは、古くから沖縄で食べられている伝統野菜のひとつです。
そんなハンダマは、民間療法薬として使われるほど、栄養が豊富なことで注目されています。
ハンダマが気になる人
ハンダマってどんな野菜?栄養はあるのか、おすすめのレシピが知りたいな。
本記事ではこういった疑問をもつ方に向けて、実際にハンダマを食べてみた料理好きの主婦が書いています。
よかったら、最後までお付き合いください。
この記事でわかること
- ハンダマはどんな野菜なのか
- ハンダマの栄養成分
- ハンダマの茎は食べられる
- ハンダマのおすすめの食べ方とレシピ
ハンダマってどんな野菜?
沖縄の「伝統的農産物」に指定されている、ビタミンや鉄分などの栄養豊富な緑黄色野菜
ハンダマは、沖縄の島野菜28品目のひとつとして古くから親しまれている、キク科の野菜です。
また、栄養が豊富で民間療法薬としても用いられています。
別名は、水前寺菜・金時草です。
ハンダマの栄養成分
ハンダマに多く含まれる栄養成分はこちら。
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
ビタミンE
ポリフェノール
βカロテン
特に、皮膚・髪などの再生や、疲労回復に必要なビタミンB2や、抗酸化作用があるポリフェノールが豊富です。
さらに、体内でビタミンAに変換されるβカロテンも含まれているため、生活習慣病の予防や免疫力向上に役立つとされています。
ハンダマは栄養価が高いことから、「不老長寿の葉」と呼ばれているそうです。
ハンダマの茎って食べられる?
ハンダマは、葉と茎どちらも食べられます。
葉はゆでるとぬめりが出てくるのが特徴。
茎は独特の香りで少しクセがあることや、筋が硬い場合があります。
ハンダマのおすすめの食べ方とレシピ
ここからは、ハンダマを使ったおすすめのレシピをお話しします。
一番おすすめの食べ方は「おひたし」です。
その他、味噌汁にしてもおいしく食べられました。
ハンダマのおひたし
ハンダマのおひたしは、簡単にできておいしいため、私のイチオシです。
1:ハンダマを葉と茎に分ける
洗いながら、葉と茎に分けていきます。
2:沸騰して塩を入れたお湯に、茎を入れて1分ほどゆでる
茎は硬いので、先にゆでます。
3:葉も入れてさらに1分ゆでたらザルにあげる
ゆで汁が紫色に染まっていてびっくり。
4:水にさらして色止めする
水を切って、食べやすい大きさにカットしたら完成です。
私は生活クラブの「万能つゆ」をかけていただきました。家にある麺つゆやしょうゆなど、お好みでどうぞ。
ハンダマの味噌汁
1:ハンダマを洗い、食べやすい大きさに切る
2〜3cmほどの大きさに切っておきます。
2:だし汁にハンダマを入れて煮立たせる
このとき、お好みで豆腐を入れてもおいしいです。
3:味噌を溶かし入れる
ハンダマに火が通ったら、味噌を溶かして完成。
以上、ハンダマの栄養成分や、おすすめの食べ方・レシピについてお話ししました。
ハンダマは栄養豊富で、沖縄では「不老長寿の薬」として古くから食べられてきた野菜です。
どこでも手に入るような一般的な野菜ではありませんが、見かけたらぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
野菜をしっかり食べて、免疫力を上げたいですね。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!